アロエベラの成分

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アロエベラの持つ多種の優れた効能は、アロエベラのどこにあるのでしょう。その秘密は、アロエベラの歯肉のゲル質にあるネバネバした粘液にあります。このネバネバは「ムコ多糖体」と呼ばれる成分で、この成分はアロエベラの若葉よりも熟した歯により多く含まれています。

この「ムコ多糖体」とは何かというと、いわゆる糖タンパクと呼ばれるもので、基本的には糖分とタンパク質が結合してできています。その糖分とは、ブドウ糖、果糖、それにガラクトースやマンノースなどで、それらの平均的な分子量は約45万といわれています。さらにゲル質にはムコ多糖体の他に、ウロン酸や脂質、ビタミン、ミネラル、生理活性物質が含まれており、これら成分によりゲル状の葉肉ができています。

ムコ多糖体の一種、グルカンは、アガリクスやサルノコシカケなどのキノコ類に多く含まれる多糖体として、優れた抗ガン作用を有することが確かめられています。ムコ多糖体にも基本的な生理作用として、免疫機能を強化する作用と抗ガン作用を高める働きがあることが徐々に明らかになってきています。

アロエベラとキダチアロエを比較すると、アロエベラの方が胃や十二指腸潰瘍などの消化器系疾患に有効性が高いのですが、この差はムコ多糖体の分子量の大きさに関係しているようです。キダチアロエの分子量は約4万程度なのに対し、アロエベラの分子量は45万という大変大きなものになっています。この分子量の大小が消化器系の器官に与える有効性の違いになっているものと考えられています。慢性関節リウマチに対するアロエベラの高い抗炎症作用は抗痛作用も、やはりこの分子量の違いから来ているものと考えられています。

アロエベラの有効成分と働き

成分名作用キダチアロエアロエベラ
 アロイン 苦味健胃、緩下、瀉下作用
 アロエウルシン 抗潰瘍作用
 アロエエモジン 緩下作用
 アロエシン 抗菌作用
チロジナーゼ阻害作用(美肌効果)
 アロエチン 抗カビ作用、抗菌作用
 アロエニン 健胃作用
 アロミチン 抗潰瘍作用
 アミノ酸類・有機酸類 メラニン形成阻害作用(美肌効果)
 酵素類 抗炎症作用
 サポニン 抗菌作用
 シュウ酸カルシウム カルシウム素材
 芳香性成分 芳香精油、鎮静作用
 ホモナタロイン 苦味健胃、緩下、瀉下作用
 ミネラル メラニン形成阻害作用(美肌効果)
 ムコ多糖類 抗潰瘍作用など

上の表は、アロエベラとキダチアロエの含有成分と働きを比較したものです。両者において、含有成分にはあまり差はありませんが、アロエベラが特に良好な作用を示すのは、多量のゲル質を有し、ムコ多糖体のの分子量が10倍以上も大きいことがその理由のようです。さらにアロエベラはキダチアロエに比べてアロインの含有量が圧倒的に少なく、下痢などの副作用の心配がないことなどが、アロエベラが愛用されるひとつの理由でしょう。

アミノ酸類ビタミン類ミネラル類
 アラニン
 アルギニン
 アスパラギン酸
 グルタミン酸
 グリシン
 ロイシン
 リジン
 メチオニン
 フェニールアラニン
 トリプトファン
 チロシン
 バリン
 ヒスチジン
 イソロイシン
 ビタミンA
 ビタミンB1
 ビタミンB2
 ビタミンB6
 ビタミンB12
 ビタミンC
 ビタミンE
 葉酸
 鉄
 マンガン
 マグネシウム
 亜鉛
 etc

アロエベラには上の表のように、多種類のアミノ酸類やビタミン・ミネラル類が含まれています。これらアロエベラに含まれる成分は、ムコ多糖体をはじめとして、それぞれの有効成分に優れた働きがあるのは当然として、さらに、これら成分が互いに関連し合い相互的に作用することで免疫力を強化し、自然治癒力を高めてくれるのです。こうした働きにより、病気を根本から治癒する手助けをしてくれるといういうことです。

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Filed under: アロエベラの成分 — admin 5:12 PM